発芽玄米の作り方は超簡単!冬もヨーグルティアでバッチリ!
最近の私はヨーグルト以外にも、お腹に良い食品をあれこれと食べています。そんななかで友達がお腹にも身体にも良いよと教えてくれたのが発芽玄米です!
「発芽玄米の栄養と効能!玄米との違いやメリットとは!?」の記事にも書きましたが、発芽玄米は元々は玄米なので、食物繊維やミネラル、ビタミンがたくさん含まれています。
そして、発芽していることで、玄米の中の酵素の働きによって、芽を出すための栄養がもの凄くアップしているそうです!
しかも、普通の玄米を発芽させれば、自分で好きなだけ発芽玄米を作り出すことができるのです!これは手作り好きの私にうってつけです!
というわけで、今回は私も手作りして食べている発芽玄米の簡単な作り方について、お伝えしたいと思います!
目次
発芽玄米の作り方
発芽玄米の作り方は、超簡単です!玄米と適当な容器と水があればOKなのですが、冬だと寒くて発芽までの時間が長くかかってしまいます。そこで、今回は更に出来上がりを安定させるために、タニカのヨーグルティアを使って、発芽玄米を作ってみます。
もちろん、常温でも発芽玄米を作ることは可能なので、その手順も合わせてお伝えします。
準備する物
まずは準備する物です。特別な物は一切不要です!
【準備する物】
- 玄米1合
- 水適量
- ヨーグルティア
- 密封できる容器
(以下はヨーグルティアを使わない場合)
ヨーグルティアを使わない場合は、密封可能な適当な容器を準備してください。発芽まで時間がかかってしまいますが、問題無く発芽玄米を作ることができます。
手順
では、発芽玄米を作る手順を紹介していきます。
【発芽玄米を作る手順】
- 玄米を軽く洗う
- 容器に玄米と水を入れる
- ヨーグルティアの設定温度を30℃、タイマーを24時間でセット
- 12時間後に水を交換する
- 更に12時間保温
- 計24時間経ったら軽く洗って完成!
ヨーグルティアを使わない場合はヨーグルティアをセットする手順を飛ばして、玄米と水を入れた容器を常温で放置しておけばOKです。
では、それぞれの手順について、軽く説明しますね!
玄米を軽く洗う
まずは玄米について、埃や汚れを落とすために軽く水洗いします。
汚れを落とすことが目的なので、玄米は研ぐのではなく、優しく洗ってあげてください。
容器に玄米と水を入れる
ヨーグルティアの容器に玄米と水を入れてください。水の量は玄米が完全に水に浸かるくらいの量で大丈夫です。酸素が無いと発芽しないのではないかと心配するかもしれませんが、ちゃんと発芽してくれるので、問題ありません。
ちなみに普段ヨーグルティアでヨーグルトを作る時は、容器を熱湯消毒するのが基本ですが、今回は玄米自体に最初から雑菌がたくさんついているので、容器を消毒しても意味が無いため、消毒は行っていません。
もちろん消毒しても良いのですが、気休め程度なので、省略しても大丈夫です。
ちなみにヨーグルティアを使わない場合はこんな感じのタッパーケースで十分です!
同じように水で玄米を浸してください。
ヨーグルティアの設定温度を30℃、タイマーを24時間でセット
米の発芽に最適な温度は30℃~35℃なので、ヨーグルティアの温度は30℃に設定します。実際には常温でも、冷蔵庫の中でも発芽しますが、速やかに発芽させることが大切です。
タイマーは24時間にセットして保温をスタートします。
12時間後に水を交換する
約12時間経ったら容器を取り出して水を交換してください。12時間程度経過すると水は濁って、ややドロッとした感じになります。恐らく、この時点で濁っている上に、ちょっと変な臭いがしていると思います。
写真は常温で発芽玄米を作っている場合の、12時間経過した状態です。
ここで水を交換しないと高確率で、カビが生えたり、腐ったりするので、この定期的な水の交換は怠らないでください!
更に12時間保温
水の交換が終わったら、再度ヨーグルティアの中に容器を入れて、保温を続行します。
計24時間経ったら軽く洗って完成!
24時間経ったら完了です。ちゃんと発芽しているとこんな感じで胚芽の部分からちょこっと角が出ているはずです。
容器を取り出して、玄米を水で軽く洗ったら、後はそのまま炊飯器で炊いて大丈夫です!
ちなみに画像ではちゃんと発芽していますが、発芽玄米と言っても、実はちゃんと発芽していなくても大丈夫です。要は発芽に向けて、酵素の働きで栄養分が増加していれば良いので、30℃で24時間水に漬けておけば、十分に栄養分が増えています。
注意点
発芽玄米を作る時には、次のような注意点があります。
- 12時間を目安に水を取り替える
- ヨーグルティアを使わない時は、角が出るくらいを目安にする
30℃という温度で保温するため、雑菌がとても繁殖しやすです。そのため、少し面倒なのですが、これらの2点を守って発芽玄米を作ってください。
それぞれの注意点を説明します!
12時間を目安に水を取り替える
玄米には最初から様々な細菌が付着しています。この最近の中には乳酸菌などの有益な細菌もいれば、腐敗菌も存在しています。そのため、玄米を水に入れてそのまま放置しておくと、雑菌が繁殖してやがて腐ります!
玄米を入れている水は12時間を目安にして、必ず交換するようにしてください!
ヨーグルティアを使わない時は、角が出るくらいを目安にする
ヨーグルティアを使わない場合は、どれくらいの時間が経てばOKなのか分かりにくいです。常温で発芽玄米を作る際は、ちょうど良いタイミングを目で見て確かめる必要があります。
ちょうど良いタイミングは胚芽の部分からちょこっと角が出ている程度です。こちらの画像を目安にして、発芽のタイミングを見極めてみてください!
メリットとデメリット
特別な道具は必要なく、簡単に作れてしまう発芽玄米ですが、メリットもあればデメリットもあります。最後にメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
メリットは何といっても、安上がりということです。玄米を買ってきて、水に浸しておけばできてしまうため、非常にコストパフォーマンスが良いです!
デメリット
デメリットはいくつかあります。
- 発芽完了が分かりにくい
- 水の取り換えが面倒
- 食べたい時にすぐに準備できない
季節や使う器具によって、保温効果に差が出るので、いつになったら発芽が完了するか読みづらいです。いちいち角が出ているか確認するのは、面倒な作業です。
保温中の水の取り換えは必須なのです。うっかり忘れるとカビだらけになってしまったりするので、忘れてはいけない事なのですが、水の取り換えも忙しい毎日の中では、面倒な作業です。
食べたい時にすぐに準備できないことが一番の問題です。タイミングよく発芽玄米を準備できないため、安定的にいつも食べることが難しいです!
発芽玄米を一気に作って、保存しておければ一番なのですが、家庭で作った発芽玄米は衛生的に問題があるので、保存に不向きです。また、一度水に漬けた玄米を乾燥させるとおいしくなくなってしまうため、専用の機械で乾燥させる必要があります。
私の場合は食べる予定が無くても、発芽玄米ご飯を定期的に炊いてしまい、すぐに食べない分は、どんどん冷凍してストックすることで、この問題に対処しています。
しかし、私のようにちまちまと冷凍しているのも面倒という方もいると思います。忙しい毎日を過ごしていると、水の交換を忘れて、腐らせてしまう心配もあります。そんな方の場合は、市販の発芽玄米をおすすめします!
保存がきくので、食べたい時に食べられるため、忙しい人の場合は、こっちの方が便利です。市販品の中でも品質に定評があるのはファンケルの発芽米です。ファンケルの発芽米のサイトから購入できるので、良ければどうぞ!
まとめ
今回は発芽玄米の作り方についてお伝えしました。非常に簡単な手順で作ることができますが、水の交換が面倒だったり、発芽までの時間が読みづらいという難点があります。
しかし、それを補って余りある恩恵を得られるので、是非、自宅で発芽玄米を作ってみてはいかがでしょうか?
ちなみにうちの冷凍庫は、発芽玄米ご飯で埋め尽くされております…。
⇒ 【保存版】発酵食品の作り方!簡単で安全な方法を紹介しちゃいます!
ヨーグルティアで作るのとは別に、常温で作る発芽玄米の容器を数個用意し、日にちをずらして、食べていけば(炊飯)、冷凍してストックすることは不要なのではと思います。
安藤ケンさん
コメントありがとうございます。
確かにその通りですね!
うちは家族が少ないんで一度にたくさん炊いて冷凍するんですが、家族が多ければそんなことする必要ないですね。
白米を入れず玄米だけを毎日食べてます。特別ではない普通の玄米を買ってきて自宅で自然発芽させて炊いてます。始めてまだ1週間そこそこですが体調の変化が顕著に現れてます。私は健康体なのですが、それでもお腹の調子が前とは明らかに違いがあります。凄い効果に驚いているのは、肺ガン末期の夫が「ここのところ調子がいい。胸のジクジクが無くなった」と言ってることです。食欲もあります。癌が消えることは無いと思いますが少しでも苦痛が和らげられれば素晴らしいことだと思います。そして玄米を発芽させ健康に役立てると考えた人とんでもなく偉い人だと思います。yahuhichiさんの発芽の目安は「角が出た頃」大いに参考になりました。ありがとうございました。また長文のコメント失礼しました。
もりばぁさん
記事を読んでいただき、また、そのようなコメント大変ありがとうございます。
発芽玄米のおかげで病気の進行が抑えられているとしたら、本当に素晴らしいですね。
ご主人の体調が少しでも良くなるようにお祈りしてます。