ヨーグルトは食前と食後のどっちが効果的な食べ方なの!?



健康のためにヨーグルトを食べているという人も多いと思います。私もどうも腸が弱くすぐにお腹を壊してしまうため、その対策としてヨーグルトを食べています。

そうやって、健康のためにヨーグルトを食べていると、どうせならもっと効果的な食べ方をしたいと考えますよね?特にヨーグルトは生きた乳酸菌が入っている食品のため、乳酸菌を最大限に活かす食べ方をしたいと考えると思います。

乳酸菌を活かすのにはどのような食べ方をするべきなのでしょうか?今回はヨーグルトを食前と食後のどちらに食べると効果的かについて、見ていきたいと思います!

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目次

食前と食後の比較

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ヨーグルトを食べるのに食前と食後を意識することは無いと思います。しかし、実際のところは食前と食後ではどちらが効果的なのでしょうか?まずは両方の食べ方を比較してみましょう!

食前に食べる

食前に食べる場合、胃の中には何も入っていないため、最初にヨーグルトが胃の中に入ることになります。そのため、最初の十分な濃度の胃酸のために、ヨーグルトの中の乳酸菌の多くは死滅してしまいます。

一方で食前にヨーグルトを食べることは、当然その後の食事の量が減ります。ヨーグルト自体は結構カロリーがある食品なので、食べ方には注意が必要ですが、工夫次第ではダイエットに効果があるかもしれません。

おすすめなのは、不溶性食物繊維を含むシリアルを入れたヨーグルトを食べることです。不溶性食物繊維は水分を吸うと膨張するので、満腹感を得ることができるので、食べ過ぎ防止に効果大です!

また、牛乳に多く含まれるカルシウムは酸性の時の方が吸収されやすいという特徴があります。カルシウムが腸から吸収されるには、カルシウムは、水の中に溶けている状態でないといけないのですが、アルカリ性になるとリン酸などと結合して溶けることができない状態になってしまいます。

胃酸は強い酸性の液体なので、その中にカルシウムが溶けている状態は、腸がとても吸収しやすいのです。

【食前のメリット・デメリット】

  • 乳酸菌はほとんど死んでしまう
  • 食べ過ぎを防止できる
  • カルシウムの吸収が良い

食後に食べる

食後に食べる場合は、乳酸菌が生存しやすいというのが一番のメリットです。食後は胃酸の濃度は低いので、その分乳酸菌も生き残りやすいです。乳酸菌に生き残ってもらうことを考えた場合、食事を終えてすぐ続けてヨーグルトを食べるのが良いです。

一方で一番のデメリットは、カロリー過多です…。ヨーグルトは高カロリーな食品なので、食後にジャムなどをたくさん入れたヨーグルトを更に食べるのは、あまり良くありません。食後にヨーグルトを食べる場合は、ヨーグルトも食事の一品として、カロリーを考えるようにした方が良いです。

【食後のメリット・デメリット】

  • 乳酸菌は生き残りやすい
  • カロリー取り過ぎの危険がある


食後のヨーグルトの一番のメリットとしては、乳酸菌が生き残りやすいことですが、実はヨーグルトの整腸作用はヨーグルトの乳酸菌にあるのではなく、腸に元から住んでいる善玉菌を増やすことにあります。

そのため、実は乳酸菌の生存率は実はあまり関係ありません。それを踏まえるとヨーグルトは食前に食べるのが良いというのが、私の結論です!ちなみにヨーグルトの健康効果については、こちらの記事に詳しく書いているので、良ければご覧ください。
ヨーグルトの健康効果!身体に良いのは乳酸菌ではない!?

しかし、食前にヨーグルトを食べるというは、あまり馴染めない気もします。ずっと続けるのは厳しいですよね?そこで、食前・食後に関わらずちょっとしたことで、ヨーグルトの健康効果を引き出す方法をお伝えします!

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一番効果的な食べ方

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腸内環境を良くする方法はたくさんありますが、ここではちょっと一工夫でできるヨーグルトの整腸作用を上げる方法を紹介します。

ちなみにここで紹介する方法だけで物足りない方は、こちらの記事に腸内環境改善の方法を書いているので、ご覧ください。
腸内環境の改善方法!ヨーグルトだけじゃ不十分て本当!?

温める

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最初はヨーグルトを温めることです。冷たい食品は胃腸の機能を低下させるため、冷蔵庫から出したばかりのヨーグルトをいきなり食べるのは実は、胃腸にとってとても負担が大きいことなのです。場合によっては、ヨーグルトの整腸効果を消してしまい、便秘や下痢の原因にもなってしまいます。

夏場はまだ良くても冬場に冷たいヨーグルトを食べるのは辛いものがあります。そのため、電子レンジなどで、程よく温めましょう!温度は40℃前後が良いです。熱くし過ぎると乳酸菌発酵で作られた酵素が壊れてしまうので、健康効果が半減してしまいます。

オリゴ糖を入れる

オリゴ糖は腸の中の善玉菌のエサになるため、善玉菌を増やす効果があります。オリゴ糖は胃酸で壊れることも無いので、何も考えずにヨーグルトに混ぜて食べると効果的です!

オリゴ糖を含むはちみつやリンゴをヨーグルトに入れるのも効果的ですが、最近はオリゴ糖のシロップも売っているので、何も考えずにオリゴ糖シロップを入れるだけでも十分です。

毎日食べる!

一番重要なのが、毎日食べるということ、これに尽きます!ヨーグルトで得られる整腸効果は一時的なものです。生きて腸まで届くと言われている乳酸菌であってもせいぜい1週間で、腸からいなくなってしまいます。

ヨーグルトの乳酸菌は腸に定着しにくいため、細かい食べ方以上に毎日食べることが最も効果が上がる方法です。食べる量は1日100g~300gを目安にしましょう。

食べ過ぎても肥満や下痢の原因になるので、適度な量を毎日食べるということを心がけてください!

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まとめ

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というわけで、ヨーグルトの効果的な食べ方についてお伝えしました。毎日続けるには手軽な食べ方が一番です。

他にも整腸効果を上げる方法はたくさんありますし、このサイトでも色々と紹介していますが、最低限これだけ心がければ十分というポイントだけまとめておきますね!

【ヨーグルトの効果的な食べ方】

  • 40℃前後に温める
  • オリゴ糖シロップをかける
  • 毎日食べる
  • 食前に食べるのが望ましいがこだわる必要はない

私も飽きないように色々工夫してヨーグルトを食べていますが、忙しくて時間がない時はとりあえずこのポイントだけ押さえたヨーグルトを食べるようにしています!

是非、皆さんもヨーグルトを続けて食べていってください!


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