R-1ヨーグルトの効果!手作りでもちゃんと効果があるの?



ヨーグルトには整腸作用があると言われていますね。最近では様々な種類の乳酸菌が使われたヨーグルトが売られています。

各メーカーは様々な乳酸菌の中から、特別な効果を発揮するものを探し出して商品にしています。

そんな特別な乳酸菌を使ったヨーグルトの中でも人気なのがR-1ヨーグルトですよね!

あまりの人気のせいで、どこのスーパーでも売り切れになってしまい、入手困難になってしまったこともありました。

そんなR-1ヨーグルトの人気の理由の一つは、なんと言っても、その健康効果ですよね。

また、最近は家庭で手作りする人も増えてきています。そのような自分で増やしたR-1ヨーグルトにも効果はあるんでしょうか?

そこで今回はR-1ヨーグルトに期待できる効果についてお伝えしていきます。

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目次

R-1ヨーグルトの効果のデータ

R-1ヨーグルトの健康効果として、とっても有名なのが、人間の体の免疫細胞の一つ「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」を活性化させて、免疫力を向上させるというものです。

R-1ヨーグルトに使われている1073R-1乳酸菌は、発酵の過程でEPS(多糖体)と呼ばれる物質を多く作り出します。

このEPSをNK細胞が取り込むことで、機能が活発になり免疫力がアップするのです。

※EPSとは?
乳酸菌を始めとした、微生物が体の周りをに作り出す物質で、体を保護したり、活動を活発化するためのもの。

EPSは複数の単糖が繋がった構造をしていて、広い意味ではでんぷんや食物繊維も多糖体の一種。

キノコや海藻もEPSを多く作り出す種類がある。

ある種のEPSには免疫機能を活発化する効果があると言われている。

実際に佐賀県有田町で、実験を行ったデータがあります。

佐賀県有田町の小中学校でR-1乳酸菌で発酵させたヨーグルトドリンクを給食などで継続的に飲んだグループと、ただの牛乳を飲んだグループとで、インフルエンザや風邪にかかる率や学校の欠席率を10月1日~3月18日の期間で調べてみました。

すると小学生の場合、佐賀県全体の累積の感染率は、4%あまりだったのに対して、有田町は1%以下でした。

更に中学生の場合、佐賀県全体の累積の感染率は、2%あまりだったのに対して、有田町は0.5%以下でした。

もちろん、R-1ヨーグルトだけのおかげかどうかは分かりませんが、感染率の違いがここまで顕著なのは驚きですね。

この実験結果のおかげで、R-1ヨーグルトは爆発的に売れたわけです。

そんなR-1ヨーグルトですが、中には自宅で手作りしてる人もいると思います。

そうなると気になるのは、免疫力アップの鍵になるEPSができてるかどうかですよね?

そこで次はR-1ヨーグルトを手作りした時の、特徴からEPSができているかどうか考えてみます。

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手作りした時にEPSはできてるの?

毎日市販のR-1ヨーグルトを食べ続けるのは、なかなかお財布にも厳しいところがあります。

そうなると一気に大量生産したいと考えるのは、当然だと思います。

でも、肝心のEPSができてなかったら意味が無いですよね?では、実際はどうなのでしょうか?

結論から言うと「EPSができてる可能性は高いけど、断定はできない」といった感じになります。

歯切れが悪いですが、R-1ヨーグルトを自分で作ってみると、強い粘りが出ます。EPSは強い粘りが特徴なので、EPSができていると考えても問題無いでしょう。

ただし、十分な粘りを出したいのであれば、作る時に次の2つのポイントを守ってください。

  • 賞味期限内の物を種にする
  • 発酵時間は長めにする


なぜ、これが大切なのか、順番に説明しますね!

※詳しい手作り方法はこちらの記事を参考にしてくださいね!
ヨーグルトの作り方!簡単で失敗なく安全に作れる方法!

賞味期限内の物を種にする

乳酸菌は生き物なので、時間と共に元気がなくなってやがて死んでしまいます。

買ってきてから時間が経ったヨーグルトを種にしても、ちゃんとしたヨーグルトになりません。

目安としては、賞味期限内のものであれば、ちゃんとした出来上がりになりますが、新鮮であれば新鮮であるほど、粘りの強い良い出来上がりになります。

発酵時間は長めにする

自宅で手作りする場合の発酵時間は、季節にもよりますが、7時間~12時間程度です。

しかし、粘りを強く出したい場合は、少なくとも10時間は発酵させた方が良いです。

ただし、発酵時間を長くすると、風味が固くて酸っぱくなってしまいます。

それが嫌な人は自分好みの味と粘りのバランスを考えて、発酵時間を調整してみてくださいね。

というわけで、ここまではR-1ヨーグルトの効果とEPSをたくさん作るためのポイントをお伝えしました。

最後は自宅で手作りした際の風味の特徴を紹介します。

ちゃんとできてるかどうかの目安にもなるので、出来上がりをチェックしてみてくださいね。

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手作りした時のR-1ヨーグルトの特徴

R-1ヨーグルトは、自宅で手作りするのが、とっても簡単で初心者向きです。

1073R-1乳酸菌はブルガリア菌という好気性細菌なので、酸素に触れても全然大丈夫です。

種にするヨーグルトが新鮮なら、簡単に作れちゃいます。

そんなR-1ヨーグルトの風味の特徴はこんな感じです。

  • 粘りがある
  • 酸味が強い
  • 比較的滑らか


特徴的なのは、粘りが強くて滑らかな食感です。他のヨーグルトに比べると、EPSが多く作られるので、このような食感になります。

ただし、出来上がりは割と酸っぱめです。発酵させ過ぎると、プレーンで食べるのは難しいかもしれないのでご注意ください。

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まとめ

というわけで、今回はR-1ヨーグルトの効果や特徴を見てきました。

最後に軽くまとめておきますね。

  • NK細胞を活性化するEPSが豊富
  • 粘りが強く、やや酸っぱい風味
  • 作るのが簡単で初心者向け


ヨーグルトは全般的に免疫力をアップさせる効果があります。

その中でもR-1ヨーグルトは、特にその効果が強いです。

手作りするのも簡単で初心者向きですよ!

買ってきたものを食べるのが、一番確実ですが、手作りもおすすめなので、是非、挑戦してみてくださいね!

※他にもこちらの記事に様々なヨーグルトの効果をまとめていますので、良ければご覧ください!
ヨーグルトの効果!市販の人気商品を一気に紹介!

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