ヨーグルトのメリットとデメリット!あなたの食べ方は大丈夫?



ヨーグルトはお腹に良いと言われていますね。スーパーでも様々な商品が売られていて、今やすっかり日本でもお馴染みの食べ物になりました。

でも、いくら良いと言っても万能ではありません。メリットもあれば、やはりデメリットもあるのです。

いったいヨーグルトにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

そこで、今回は毎日手作りヨーグルトを食べている私の経験を踏まえて、メリットとデメリットをまとめてみたので、皆さんに共有しますね!

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目次

ヨーグルトを食べるメリットとデメリット

ヨーグルトは薬ではありません。そのため、効果もゆっくりですし、食べ方を間違えれば、逆にお腹を壊してしまうことだってあります。

まずはそんなヨーグルトのメリットとデメリットを順番に見ていきましょう。

メリット

ヨーグルトを食べることには様々なメリットがあります。

私が実感している主な効果は次の3つですね~。

  • お腹の調子が良くなる
  • 体がとても軽くなる
  • 疲れにくくなる
  • 免疫力が上がる


お馴染みの効果から、意外なものまで色々です。

順番に説明しますね。

お腹の調子が良くなる

まずは何と言ってもお腹の調子が良くなることです。毎日食べ続けていると、下痢も便秘もかなり改善します。

それが当然のようになって、そのメリットを忘れてしまうくらいによくなります。ある日、忙しくてヨーグルトを食べずに、ジャンクフードを3食連続で食べたらお腹を壊してしまいました。

続けることが大切なのですが、一度改善すると本当にお腹の調子がよくなりますよ!

体がとても軽くなる

体が軽くなると言っても、ダイエットになるというわけではありません。

便秘しない体になると、腸の中が常にスッキリするため、体が軽くなった感じがするのです。

私の場合、朝、トイレに行った後に、ベルトの穴が1つ分変わるくらいスッキリしちゃいます。毎朝のこの瞬間が一番健康を感じます。

疲れにくくなる

人間は生きるのに必要な様々な物質を体内で作り出します。そのために必要なのが酵素なのです。

酵素には大きく分けて次の2種類あります。

【消化酵素】
食べた物を人間が吸収して活用できる形にまで分解する働きをする。

【代謝酵素】
食べ物から吸収したり体内に蓄積した栄養素を、別の目的の物質に変化させたり、燃焼させてエネルギーにする。

実は体内で作られる消化酵素と代謝酵素の割合は、50%ずつでほぼ同じです。

しかし、暴飲暴食や便秘などで消化にかかる負担が上がれば、当然、消化酵素の割合が増えます。逆に消化に良い食べ物を食べたり、毎日正常なお通じがある人であれば、消化酵素の割合が減ります。

消化のために消化酵素をたくさん使うことは、体にはとても負担なことです。ヨーグルトには整腸作用がある上、それ自体も消化の負担が少ない食べ物のため、疲れにくい体になります。

免疫力が上がる

普段生活していると、正直なかなか実感がないのですが、免疫力も向上しているようです。

春になってみて、それまでの秋から冬の生活を振り返ってみた時に、風邪を引いてないか、引いても軽く済んでいることが多いです。確かに風邪を引きにくくなった感じはします。

ただし、完全に風邪を予防できる特効薬などではありません。実際に私もヨーグルトを食べていても、インフルエンザにかかっちゃってます。ヨーグルトは万能ではないことを忘れないでくださいね。

デメリット

では、一方でヨーグルトのデメリットはなんでしょうか?日本人がヨーグルトを食べるようになったのは、ごく最近のことなので、まだまだ日本人の体質や食文化に馴染んでいません。

そのため、次のようなデメリットがあります。

  • すぐに飽きる
  • 決して低カロリーな食べ物ではない
  • 体に合わない場合がある


順番に解説していきますね!

すぐに飽きる

実は一番厄介なのが、すぐに飽きてしまうので、毎日食べるのが辛いという事です。

古くからヨーグルトを食べていたヨーロッパの食文化では、ヨーグルトは食材のうちの一つです。そのため、様々な食材や調味料を加えた上で火を通して食べる調理法が一般的です。食べ方のバリエーションも多岐に渡ります。

一方、日本ではプレーンヨーグルトが一番整腸作用があるというイメージです。そのため、火を通さず、なるべくそのままで食べるのが一般的です。

だから、すぐに飽きてしまうのです。個人的にはこれが一番辛いデメリットです!

決して低カロリーな食べ物ではない

ヨーグルトは200gあたり123.8Kcalとなかなかのカロリーがある食品です。しかも、これはプレーンヨーグルトの話です。

カロリーが気になるからと言って、毎日酸っぱいヨーグルトを食べるのは、修行に近いものがあります…。

食べやすくするためにハチミツやフルーツを入れてしまえば、それなりのカロリーになってしまいます。ヨーグルトを食べる時はそのことにも注意して食べてくださいね。

ちなみにヨーグルトのカロリーについては、こちらの記事に詳しく書いているので、良ければ参考になさってください。
無糖ヨーグルトのカロリー!その食べ方は間違ってるかも!

体に合わない場合がある

ヨーグルトは様々な健康効果がある食品です。しかし、なかにはヨーグルトを食べるとお腹を壊してしまう人もいます。

考えられる理由は次の2つです。

  • 食べ過ぎ
  • 乳糖不耐症


ヨーグルトは元々は牛乳です。そのため、とても水分が多い食品です。食べ過ぎれば誰でも下痢する可能性があります。

しかし、食べている量がほどほどにもかかわらず、お腹を壊してしまう人もいます。そのような人は乳糖不耐症かもしれません。

乳糖不耐症の人はヨーグルトの中に含まれる、乳糖を分解する消化酵素がありません。消化吸収されなかった乳糖が大腸に到達してしまうと、浸透圧の差によって、水分を十分に吸収できなくなり、お腹を壊してしまうのです。

ヨーグルトを食べた時にお腹を壊してしまう理由は、こちらの記事に更に詳しく書いているので、良ければご覧ください。
ヨーグルトで腹痛が!下痢になってしまう原因と正しい食べ方!

では、これらのメリットとデメリットを踏まえるとヨーグルトはどのように食べるのが、良いのでしょうか?

次はヨーグルトを食べる時の注意点をお伝えします。

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ヨーグルトを食べる時の注意点

ヨーグルトはやみくもに食べれば良いってもんじゃありません。

お腹の調子を整えるためには、食べ方に次のような注意点があります。

  • 温めて食べる
  • 毎日適量食べる
  • 合わなければ食べるのを止める


どれもちょっとしたことなので、簡単に説明しますね。

温めて食べる

ヨーグルトは温めて食べるのが基本です。

本来、搾りたての牛乳は牛と同じ温度です。その温度で飲む時に最も効果的なのです。ヨーグルトにしても、昔からヨーグルトを食べてきたヨーロッパでは、火を通して食べるのが一般的です。

ヨーグルトを冷たいままで食べるのは、日本人だけなんです。だから、ヨーグルトを食べる時には、電子レンジで少しだけ温めてから食べるようにしましょう。

目安の温める時間は、ヨーグルト100gに対して、500Wの電子レンジで30秒です。

毎日適量食べる

腸内環境を整えたいからといって、一度に大量に食べても、かえって下痢などを引き起こす原因になります。

ヨーグルトは食べる量よりも、継続して食べることの方が重要です。

一度に食べる量は100g~200gを目安にして、毎日継続して食べ続けるようにしましょう。

合わなければ食べるのを止める

これが最も重要です。

しばらく食べ続けていても、症状が改善しないどころか、より悪化するようなことがあれば、すぐに食べるのをやめましょう!

ヨーグルトを食べ始めると、一時的にお腹が張ったり、ガスの量が増えたりします。しかし、腸内環境が改善していくと、だんだん収まっていくものです。ただし10日~14日経過しても、症状が変わらなければ、食べるのを中止しましょう

ヨーグルトは万能薬ではないので、無理したり過信したりするのは禁物です!

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まとめ

ヨーグルトには様々な健康効果があります。

でも、どんなに良い物でもメリットとデメリットがあるものです。

今回紹介したようにヨーグルトにも、こんなメリットとデメリットがあります。

【メリット】

  • お腹の調子が良くなる
  • 便秘や下痢、腹痛が改善

  • 体がとても軽くなる
  • お腹がスッキリして、体が軽い感じが続く

  • 疲れにくくなる
  • 消化酵素の消費量が減り、体が疲れにくくなる

  • 免疫力が上がる
  • 風邪を引きにくくなったり、症状が軽くなる

【デメリット】

  • すぐに飽きる
  • 食べ方を工夫しないとすぐに飽きてしまう

  • 決して低カロリーな食べ物ではない
  • 無糖ヨーグルト200gで123.8Kcalもある

  • 体に合わない場合がある
  • 体質に合わない人は、無理して食べても逆効果


このようにヨーグルトにもメリットデメリットがあります。

メリットを活かして健康的に食べるには、電子レンジで温めたヨーグルトを毎日100g~200gくらい食べ続けるのがおすすめです。

なかなかすぐに効果が実感できないかもしれないですが、毎日少しずつ、気長に食べ続けてくださいね!


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