手作りヨーグルトの容器の消毒方法!熱湯を使わない簡単手順!



家庭で手作りのヨーグルトを作る時に一番大事なのは、容器や使う器具の消毒です。しっかり消毒しないとヨーグルトがうまく固まらなかったり、腐ったりする原因になります。

でも、消毒って面倒ですよね…。いちいち熱湯で消毒するなんて、面倒なだけでなく、火傷の危険もあります。

毎日、食べるヨーグルトであれば簡単に手間暇かけずに作りたいものです。

そこで、おすすめなのが電子レンジを使った簡単な消毒方法です!これを使えば安全で安定した品質のヨーグルトが作れますよ!

というわけで、今回は手作りヨーグルトで使う容器の簡単消毒手順をお伝えします。

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目次

消毒に使う物

まずは消毒のために必要な物から見ていきましょう。

消毒対象と消毒に使う物はこれです。

  • ヨーグルトを作る容器
  • 容器の蓋
  • スプーン
  • 水(適量)
  • 電子レンジ


消毒対象の物以外に必要なのは、水と電子レンジだけです。これなら簡単ですよね。

ちなみに今回は手作りヨーグルトを作る際に、広く使われている高機能ヨーグルトメーカーであるヨーグルティアの容器を消毒しています。ヨーグルティア以外の容器もこの方法で消毒可能なので、この方法で消毒してみてくださいね。

では、実際の消毒手順を見ていきましょう。

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容器の消毒手順

では、いよいよ容器を消毒する手順を見ていきましょう。

とは言っても、わざわざ詳細に説明する必要もないくらい簡単です。

  1. 使う器具を洗う
  2. 容器に水を入れる
  3. 電子レンジで加熱
  4. しばらく放置する
  5. 牛乳を先に入れる


では、それぞれ具体的に説明していきますね!

使う器具を洗う

まずは消毒対象の物をいったん綺麗に洗います。

今回は容器と蓋とスプーンを消毒するので、これらの3つを綺麗に洗います。

ちなみにいくら洗剤で綺麗に洗っても、常温である限りは、雑菌は完全に除去することはできません。

ここではゴミや埃などの不純物を洗い流す意味で洗っています

容器に水を入れる

洗い終わった容器の外側の水滴をふき取ります。

そして、その容器に底から1cmくらいまで、水を入れます。水が少ない方がすぐに高温になりますが、冷めるのも早くなります。それを考えると1cmくらいが適量です。

水を入れたらスプーンを入れて蓋をします。

電子レンジで加熱

後は水を入れた容器を電子レンジに入れて温めます。

完全に消毒するための目安時間は、100℃なら30秒間、90℃なら5分間、75℃なら15分間です。

500Wの電子レンジであれば、2分30秒くらいが目安です。2分で沸騰させ、残りの30秒間は蒸気で容器全体を熱くして消毒したいためです。

しばらく放置する

電子レンジで温め終わった後は、すぐに蓋を開けずにしばらく放置しておいてください

目安は5分くらいです。これくらい徹底すれば、雑菌を完全に殺すことができるでしょう。

ちなみに消毒が完了したらすぐにヨーグルト作りに入ることも大切です。なぜなら空気中を漂う埃にも雑菌がたくさん付着しているからです。

消毒が完了したからといって、容器を放置していると容器に埃が入ってすぐにまた雑菌だらけになってしまいます。家庭の空気には埃がたくさん漂っていることを忘れないでください。

牛乳を先に入れる

消毒が完了したらすぐにヨーグルト作りを開始することが大切です。しかし、その際に、容器に入れるのは必ず牛乳を先にしてください。

なぜなら消毒が完了したばかりの容器は熱いので、種菌のヨーグルトから先に入れると、熱で乳酸菌が死んでしまう可能性があるからです。

まずは先に牛乳を入れて、容器の中の温度を落ち着かせてから種菌のヨーグルトを入れてください。

というわけで、以上が容器の消毒手順です。簡単ですよね!

手抜きしたくても手抜きする余地が無いと思います。

でも、いくら簡単でも注意点もあります。最後にその注意点をお伝えしておきます。

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注意点

いくら簡単といっても、必ず守ってほしい注意点があります。

その注意点は次の3つです。

  • 耐熱温度が100℃以上の容器や器具を使う事
  • 水を沸点まで温めて殺菌するため、使う容器や器具は耐熱温度が100℃以上のものを使ってください。(今回使っているヨーグルティアの器具の耐熱温度は105℃です)

  • 金属の容器やスプーンはNG
  • 電子レンジを使った消毒方法なので、金属製の物はこの方法では消毒できません。

  • 時間を守る!
  • 雑菌の中には熱にとても強い種類がいます。沸騰したお湯でも数秒間であれば耐える菌もいるので、消毒時間は厳守してください。

  • 牛乳は未開封の物を使う!
  • 開封済みの牛乳には雑菌が混入しています。ここまで丁寧に消毒したのに、開封済みの牛乳を使ってしまっては無意味です。


安全に安定した品質の手作りヨーグルトを作るためには、消毒は一番手を抜けないポイントです。

この注意点だけは必ず守ってくださいね!

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まとめ

ヨーグルトは家庭でも簡単に手作りできる!なんて言っても日常的に作ろうと思うと意外に長続きしにくいものです。

その原因は何と言っても、作る時の面倒な手順です。そうは言っても手を抜けないのは容器の消毒です。

もう一度手順をおさらいしておくので、是非、この消毒方法を使って、手軽に手作りヨーグルトを楽しんでください。

  1. 使う器具を洗う
  2. 容器に水を入れる
  3. 電子レンジで加熱
  4. しばらく放置する
  5. 牛乳を先に入れる


ちなみに、ヨーグルト作りに限らず、この手順は食器などを消毒する時に利用できます。コツは蓋やラップなどで密閉することです。

是非、試してみてくださいね~!

※他にもこちらの記事に様々な発酵食品の作り方をまとめていますので、良ければご覧ください!
【保存版】発酵食品の作り方!簡単で安全な方法を紹介しちゃいます!

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2 Responses to “手作りヨーグルトの容器の消毒方法!熱湯を使わない簡単手順!”

  1. きさき より:

    コメント失礼します。
    簡単な方法でいいな、と思ったのですが消毒するものの耐熱温度について書かれていませんね。

    プラスチックなどですと耐熱性のものでなけらば電子レンジにかけてしまえば容易に環境ホルモンなどが流れ出てしまいます。

    電子レンジで消毒可能なものについて書かれた方がいいのではと思います。こちらのページで消毒されているスプーンなどもプラスチックのように見えますね。本当に身体に害のある行為ですので記載されてくださいね。

    • yahuhichi より:

      きさきさん

      ご指摘ありがとうございます。

      仰る通り、耐熱温度の低い器具では、使える方法ではないので、注意点の所に追記しておきました。

      今後も気になる点がございましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。

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