甘酒の作り方!米麹から簡単安全に作る方法を解説!



小さい頃、初詣なんかに行くと神社でよく甘酒が振舞われていませんでしたか?私はあれがとても好きで、必ず貰っていました。

そんな甘酒ですが、実はとても体に良い栄養素がたくさん含まれていて、飲む点滴なんて言われることもあります。その健康効果の秘密は何と言っても、麹菌が米を発酵させる過程で作り出す様々な栄養素にあります。

発酵食品というと自分で作るのは手間に感じるかもしれませんが、実は甘酒ほど簡単に作れる発酵食品は他にありません!

というわけで、今回は甘くて美味しい、甘酒の簡単で安全な作り方をお伝えしちゃいます!

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目次

用意する物

まずは用意する物を見ていきましょう。

とは言っても、必要なものは僅かです。

  • 米麹(乾燥):150g
  • ご飯:150g
  • 水:450ml
  • ヨーグルトメーカー


米麹さえあればすぐに作ることができます。

ちなみに私が今回使ったのは乾燥米麹ですが、もちろん生麴でも作ることが可能です。

たまにはちょっと気分を変えようと思い、ご飯は麦ご飯を使いました。特に深い意味はないので、普通にご飯を使っていただければOKです!

また、発酵させる際には、ちゃんと温度管理ができる専用の器具を使うことをおすすめします。

私の場合はタニカのヨーグルティアというヨーグルトメーカーを使いました。ヨーグルトメーカーと言いつつも、最高65℃まで設定できるため、ヨーグルト以外の発酵食品も作ることが可能です。

炊飯器を使った作り方もあるようですが、そんな作り方は雑菌混入のリスクを甘く見過ぎです!日常的に作るならやはり専用の器具の方が、手軽で安全ですよ。

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甘酒づくりの手順

では、いよいよ作り方を見ていきましょう。

甘酒作りの手順は、次のような流れです。

  1. 容器を消毒する
  2. 容器に材料を入れて混ぜる
  3. ヨーグルトメーカーで発酵させる
  4. 発酵完了後、冷蔵庫で保管する


こんな感じで、非常に簡単ですが、一応順番に解説していきますね!

容器を消毒する

まずは容器を熱湯消毒します。

甘酒づくりで一番重要な作業です。手抜きせずしっかり消毒しましょう。

沸騰したお湯であれば、数秒で雑菌は死滅します。火傷に注意しながら、容器内をお湯で洗うようにすればOKです!

容器に材料を入れて混ぜる

次に消毒した容器に材料を入れて軽く混ぜます。ご飯がほぐれるくらい混ざれば十分です。

水は一旦沸騰させた後に冷ましたものを使います。また、もし冷えたご飯を使う場合は、一度電子レンジなどで温めて、雑菌を熱で殺しておきましょう。

混ぜる時に使う器具もしっかりと熱湯などで消毒しておいてください。

ヨーグルトメーカーで発酵させる

混ぜ終わったら容器をヨーグルトメーカーにセットして、タイマーをセットします。

発酵の温度と時間は60℃12時間が目安です。

ちなみに私は甘いのが好みなので、20時間くらい発酵させちゃいます。ここまで発酵させるとかなり甘いです。自分の好みに合わせて発酵時間は調整してくださいね。

発酵完了後、冷蔵庫で保管する

発酵を開始したら特にやることはありません。後は待つだけです。

発酵が終わると下の画像のようになります。ご飯と米麹が水を吸ってひたひたになっています。よく見ると炭酸ガスの気泡ができています。

蓋を開けるとちょっと甘い匂いがします。

後は冷蔵庫に入れて保管してください。3日間を目安に飲み切ってください。

ちなみに、出来立ては温度もちょうど良くて美味しいので、冷蔵庫に入れる前に、是非、味見してみてください!

というわけで、甘酒の作り方はこれだけです。とても簡単ですよね!

ただし、簡単であっても注意点があります。

最後にその注意点をお伝えします。

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作る時の注意点

たとえ簡単であっても、手抜きは禁物です。

必ず次の2点は守ってください。

  • 必ず容器を殺菌する
  • ヨーグルトメーカーを使う


なぜこれが大切なのか、順番に解説します。

必ず容器を殺菌する

甘酒作りの際は、容器を含め、使う器具を全てきちんと殺菌してください

乳酸菌による発酵の場合、発酵が進むにつれて、乳酸が増えて酸性度が上がっていきます。雑菌は酸性の環境では繁殖できないため、乳酸菌発酵食品は比較的に腐敗に強いのです。

しかし、麹菌による発酵の場合は、酸性度は上がらないため、雑菌が繁殖しやすいのです。甘酒も発酵させれば甘くはなりますが、酸味はそれほど増しません。

そのため、消毒は手を抜かないように注意しましょう!

ヨーグルトメーカーを使う

最初にも説明しましたが、発酵にはヨーグルトメーカーなどの専用の器具を使うようにしましょう。

炊飯器を使った方法は、蓋を開けたまま発酵させるという雑菌が入りやすい方法なので、おすすめできません!また、保温ボトルを使った方法もありますが、温度管理が難しく、出来上がった甘酒の品質が安定しません

日常的に甘酒を飲むつもりであれば、専用の発酵装置を使った方が手軽で長続きします。

高機能のものほど汎用性が高いので、ケチケチせずにヨーグルトメーカーを使うのを強くおすすめします!

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まとめ

甘酒は元々のお米には存在しないビタミン有機酸アミノ酸などがたくさん含まれています。何よりも手軽に作れるのが、非常に嬉しいですね!

そんな甘酒の作り方をもう一度おさらいしましょう!

  1. 容器を消毒する
  2. 容器に材料を入れて混ぜる
  3. ヨーグルトメーカーで発酵させる
  4. 発酵完了後、冷蔵庫で保管する


私の場合は小腹が空いたときに、作っておいた甘酒を軽く温めて飲むようにしています。栄養もあるので、完食には最適ですよ!

是非、皆さんも甘酒を作ってみてくださいね!

※他にもこちらの記事に様々な発酵食品の作り方をまとめていますので、良ければご覧ください!
【保存版】発酵食品の作り方!簡単で安全な方法を紹介しちゃいます!

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