再仕込み醤油って何?美味しい使い方はコレ!
日本伝統の発酵食品の中でも、最も日本人に愛されているのは醤油ですね。
醤油を取り上げられたら私たち日本人は生きていけませんね。ソウルフードなんて言葉がありますが、醤油に関して言えば魂どころか、日本人の体の中に流れていると言っても過言ではないと思います。
そんななんにでもとりあえず醤油をかける私が、最近発見した興味深い醤油があります。それが再仕込み醤油です。
再仕込み醤油なんて食べたことがない私でしたが、実際に使ってみると驚きの味でした!
というわけで、ここでは再仕込み醤油の特徴やおすすめの使い方についてお伝えします!
目次
再仕込み醤油と醤油の違い
再仕込み醤油とただの醤油は何が違うのでしょうか?
実は製法はほとんど同じで、使っている原料が違います。
まずは再仕込み醤油と醤油の違いから見ていきましょう。
製法
一般的な醤油の原料と製法は次のようなものです。
【原料】
- 大豆
- 小麦
- 麹菌
- 塩
- 水
【製法】
- 大豆を蒸す
- 小麦を炒って砕く
- 蒸した大豆と炒った小麦と麹菌を混ぜて数日間発酵させる(しょうゆ麹)
- 発酵してできたしょうゆ麹に塩水を混ぜる(諸味)
- 諸味を1年程度熟成させる
これが普通の醤油の原料と製法です。
これが再仕込み醤油になると次のようになります。
【原料】
- 大豆
- 小麦
- 麹菌
- 醤油
【製法】
- 大豆を蒸す
- 小麦を炒って砕く
- 蒸した大豆と炒った小麦と麹菌を混ぜて数日間発酵させる(しょうゆ麹)
- 発酵してできたしょうゆ麹に醤油を混ぜる(諸味)
- 諸味を1年程度熟成させる
普通の醤油はしょうゆ麹に塩水を混ぜた諸味を熟成させますが、再仕込み醤油は塩水の代わりに醤油を使います。
そのため、再仕込み醤油は材料も期間も2倍必要になるため、とても贅沢な醤油ですが、その分うま味が凝縮されているのです!
産地
この再仕込み醤油を最初に作ったのは、山口県柳井市と言われています。
その後、山陰地方を中心に広がり、今では全国的に作られています。
製法も地方によって、微妙に差があり、塩水を完全に醤油に置き換える製法もあれば、醤油に塩水をブレンドしたものを使う製法もあります。
何にしても普通の醤油よりもグッと贅沢な醤油なのです。
そんな贅沢な再仕込み醤油のおすすめの使い方にはどんなものがあるのでしょうか?
次は実際に私が食べてみて、おすすめしたい使い方をお伝えします。
おすすめの食べ方
再仕込み醤油はうま味が凝縮した贅沢な醤油です。
そのため、料理の調味料に使うよりは、やはり食卓に置いて使いたいものです。
私の場合は次のようにして食べるのが好みです。
- 食べ物に直接かける
- 玉子かけご飯
- バニラアイスにかける!
どれも直接付けたり、かけたりする食べ方です。簡単に解説します。
食べ物に直接かける
一番おすすめなのは、冷ややっこや刺身などに使う食べ方です。
普通の醤油の代わりに再仕込み醤油を使うだけです。再仕込み醤油はうま味が凝縮されているだけでなく、少しとろみがあるので、食べ物にもよく馴染むため、とても美味しいです。
再仕込み醤油の魅力が一番分かる食べ方です。
玉子かけご飯
再仕込み醤油にはうま味が凝縮されているため、玉子かけご飯に入れるのもおすすめです。
今は玉子かけご飯用の醤油も色々と販売されています。
しかし、再仕込み醤油は基本は醤油だからこそ、シンプルながらも普段よりも格段に美味しい玉子かけご飯になります。
バニラアイスにかける!
何だか奇妙な食べ方ですが、バニラアイスにかけるのも意外な美味しさを楽しめます。
食べる前は想像もつきませんが、実はみたらし団子を食べているような味に似ていて、意外に美味しいのです!
普通のバニラアイスに飽きてきたら、こんな食べ方もおすすめですよ!
ちなみに私が使っている再仕込み醤油はオーサワジャパンの「蔵づくり再仕込み醤油」ですが、Amazonや楽天なんかでは様々な種類の再仕込み醤油があって、値段も色々なので、ご自分の好みのものを探してみてくださいね!
⇒ amazonで”再仕込み醤油”で検索した結果
まとめ
日本の食卓に欠かせない醤油ですが、そんな醤油の中でも再仕込み醤油は贅沢で美味しい醤油です。
うま味も香りも普通の醤油とは違うので、是非食べ物に直接つけたり、かけたりして食べてみてください。
ちょっとお高いですが、普段食べている物をグッと美味しくしてくれます。
私の妻は、普段使いする調味料こそ、少し高くても良いものを使えと教わってきたそうです。醤油は普段使いする調味料の代表なので、ちょっと値は張りますが、再仕込み醤油を使ってみてはいかがですか?
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