乳酸菌が殺菌されているヨーグルト!効果や意味はあるの?



「生きたまま腸に届く」ということを声高に宣伝しているヨーグルトや乳酸菌飲料を良く見かけます。一方で、乳酸菌を殺菌してしまっているヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメントもたくさんあります。

乳酸菌がいないのに健康効果などあるのでしょうか?乳酸菌を殺菌した商品を堂々と売っているのはなぜなのでしょうか?ヨーグルトの整腸作用の秘密を知ると、その理由も知ることができます!

今回は乳酸菌が殺菌されているヨーグルトやサプリメントの効果や意味についてお伝えします!

スポンサーリンク


乳酸菌が殺菌されて効果はあるのか?

094d7abbd65c258ff65ef6c1f74c6298_s
乳酸菌が殺菌されているヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメントには整腸作用や健康効果などあるのでしょうか?

ズバリ効果はバッチリあります

なぜなのでしょうか?理由は次の二つです。

  • 整腸作用は乳酸菌の代謝物にある!
  • 乳酸菌はどうせ死んでしまう!

順番に説明していきます!

整腸作用は乳酸菌の代謝物にある!

実は乳酸菌の整腸作用や健康効果は、乳酸菌自体にあるのではなく、乳酸菌の生命活動の過程で生産される代謝物にあります。乳酸菌は乳酸酢酸プロピオン酸などの有機酸や、ビタミン免疫力を強める働きのある物質など様々な物質を生産します。

有機酸は腸の中を酸性にします。酸性の環境では悪玉菌は生息できないので、その結果、悪玉菌が減り、腸内環境が改善します。ビタミンや免疫力を向上させる物質は、体内に取り込まれることで様々な健康効果をもたらします。

乳酸菌の整腸作用についてはこちらの記事にも詳しく書いているので、良ければご覧ください!
ヨーグルトの健康効果!身体に良いのは乳酸菌ではない!?

乳酸菌はどうせ死んでしまう!

生きたままの乳酸菌を摂取しても、胃の中の胃酸によって乳酸菌のほとんどは死滅してしまいます。生き残って腸まで到達した乳酸菌も、腸に定着することはなく、すぐに死んでしまいます。

腸の中でずっと住んでくれて、人間にとって有益な物質を作り続けてくれるのが理想ですが、実際はそんなことはありません。つまり、乳酸菌が生きたままのヨーグルトも殺菌されたヨーグルトもほとんど差が無いのです!

乳酸菌が腸まで届くことの意味については、こちらの記事に書いたので、良ければご覧ください!
ヨーグルトの乳酸菌は本当に腸に届く?実はほぼ全滅です!

スポンサーリンク


何で殺菌してしまうのか?

ccec229535ba285628429a1fc74cec87_s
乳酸菌は生きていても死んでいても、健康効果には大差がないことが分かりました。しかし、実際は乳酸菌を殺菌していない方が売れる気がするのに、なぜ乳酸菌を殺菌してしまうのでしょうか?

それには次のような理由があります。

  1. 発酵を止めるため
  2. 容器の保全のため
  3. 賞味期限を長くするため


発酵を止めるため

乳酸菌は生きている限り発酵を続けます。発酵が進むと乳酸などの有機酸がどんどん生産されるので、味が酸っぱくなってしまいます。ヤクルトやピルクルのような乳酸菌飲料をずっと放置しておくと、とても酸っぱくなってしまうのは、発酵が進んでしまっているからなのです。

カルピスのような乳酸菌飲料の場合は、程よい酸味を維持して風味を良くするために、乳酸菌を殺菌して発酵を止めてしまっているのです。

容器の保全のため

発酵が進むと酸性度が強くなってしまうわけですが、そうなると容器を傷める恐れが出てきます。特に容器が金属製だと、溶けて中身が漏れてしまう可能性もあるため、酸性度をあげないようにしているわけです。

賞味期限を長くするため

賞味期限というのは、その食品を美味しく食べることができる期限です。発酵が進むとアミノ酸などの旨み成分も乳酸菌に分解され、酸っぱくなる上に風味まで落ちてしまいます。

味や成分などを保って、なるべく賞味期限を延ばすために乳酸菌を殺菌しているのです。

スポンサーリンク


まとめ

190253
乳酸菌は死んでいても、ちゃんと健康効果があるというのは、意外だったのではないでしょうか?それなのに広告では、乳酸菌が生きて腸に届くことが良いようなイメージを与えようとしています。

広告を鵜呑みにせず、ちゃんと正しい知識を持って、自分に合った乳酸菌の健康効果を引き出すことが大切です。ヨーグルトは多少古くても大丈夫ですし、酸っぱくなったヤクルトは健康に役立つ成分が増えているので、迷わず飲んでしまいましょう!

以上、酸っぱいヨーグルトが大好きな管理人でした!


スポンサーリンク

あわせて読みたい関連コンテンツ


コメントを残す



このページの先頭へ