ヨーグルトを食べ過ぎると下痢になる!?目安の量はコレ!



ヨーグルトは整腸作用のある食べ物です。私はお腹が弱い方なので、すぐに下痢になってしまうのですが、毎日食べ続けていることで、かなり改善しているのを実感しています。

でも、人によってはヨーグルトを食べることで下痢になる人もいます。ヨーグルトを食べることで下痢になる人の多くは、ヨーグルトの食べる量が多すぎるようです。

私も手作りのヨーグルトを毎日食べていますが、最初の頃は毎日500mlパック一つ分のヨーグルトを食べていたので、下痢をしていました。今思うとそれは明らかに食べ過ぎによる下痢でした…。

さすがに500mlのヨーグルトを毎日食べ続けるのは多すぎるので、自然に食べる量が減っていったのですが、食べる量が減ることで下痢も改善しました。では、ヨーグルトを食べる量はどれくらいが適正なのでしょうか?

今回はヨーグルトを食べ過ぎると下痢になってしまう理由とヨーグルトを食べる際の適正な量についてお伝えします。

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目次

ヨーグルトを食べ過ぎると下痢になる理由

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ヨーグルトには整腸作用がありますが、どんなものでも過ぎたるは及ばざるがごとしで、ヨーグルトも食べ過ぎるとお腹を壊します。ヨーグルトを食べ過ぎることで下痢になる理由には次のようなものがあります。

  • ヨーグルトが冷たい
  • ヨーグルトに含まれる糖分
  • 乳糖不耐症


整腸効果のあるヨーグルトでも、食べ方を間違えると逆効果です。それぞれの理由について掘り下げて見ていきましょう!

ヨーグルトが冷たい

ヨーグルトは普通冷蔵庫で保存していると思います。冷蔵庫から出したばかりの冷たいヨーグルトを食べることは、胃腸にとっては負担になります

胃腸が最も機能的に働くのは体温と同じ36℃前後の時です。冷たいヨーグルトをたくさん食べると、胃腸が冷えて消化機能が低下し、結果的に消化不良を起こして下痢をしてしまいます。

ヨーグルトに含まれる糖分

糖と言ってもたくさんの種類の糖があります。そのうち人間が消化できるのは、ごく一部の糖だけなのです。最近は様々なヨーグルトが売られていますが、その中にはカロリー控えめのヨーグルトもあります。

カロリー控えめのヨーグルトには、キシリトールマルチトールソルビトールなどの甘味料が使われていることがあります。こうした甘味料を取り過ぎると腸の中の浸透圧が上がってしまい、腸壁から水分が染み出してしまいます。

その結果、水分の多い便、すなわち下痢になってしまうのです。また、キシリトールには軽い下剤の効果もあるため、下痢や大量のガス、つまりおならの原因になります。

乳糖不耐症

牛乳には乳糖という糖が含まれています。この乳糖を消化する酵素はラクターゼという消化酵素なのですが、中にはこのラクターゼを持っていない人がいます。ラクターゼを持っていない人が牛乳を飲むと分解できなかった乳糖が腸の中の浸透圧を上げてしまうため、下痢をしてしまうのです。

このように乳糖を分解する酵素を持っていないため、お腹を壊してしまうことを乳糖不耐症といいます。

ヨーグルトは乳酸菌が乳糖を分解して、乳酸に変えてしまっているため、牛乳よりも乳糖の量はかなり減っています。そのため、乳糖不耐症の人がヨーグルトを食べても比較的問題無いことが多いです。しかし、それでも牛乳の時の約30%の乳糖を含んでいるため、乳糖不耐症の人があまりに大量のヨーグルトを食べると下痢をしてしまうのです。

それでは、ヨーグルトを食べる量はどれくらいが良いのでしょうか?ちょうど良いヨーグルトの量や下痢をしないためのヨーグルトの食べ方を見ていきます。

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下痢をしないヨーグルトの食べ方

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本来、ヨーグルトには整腸作用がある食べ物です。正しい食べ方を守れば下痢するどころか、下痢を改善してくれる効果があります。ヨーグルトの整腸作用を引き出すためのポイントは次の4つです。

  • 人肌に温める
  • 目安の量を守る
  • 無添加のプレーンヨーグルトにする
  • 入れる糖分はオリゴ糖にする


なぜこれらのポイントが大切なのか、一つ一つ順番に見ていきましょう!

人肌に温める

既に説明した通り、冷たいヨーグルトは胃腸の機能を低下させ下痢の原因になります。そのため、電子レンジで人肌に温めてから食べるのがベストです。

注意点は60℃以上に温めすぎると、乳酸菌や発酵で作られた酵素が壊れてしまいます。温める温度は36℃~40℃程度が理想です!

目安の量を守る

乳糖不耐症の人はもちろん、普通の人でもあまりに大量のヨーグルトを食べると乳糖を分解しきれずに下痢をしてしまいます。一日に食べるヨーグルトの目安の量は100g~300gです。

ヨーグルトは一度の大量に食べるよりも、ちょうど良い量を毎日食べ続ける事が重要なのです!

無添加のプレーンヨーグルトにする

既に説明した通り、カロリーを下げるために使われている甘味料は取り過ぎることで下痢の原因になります。ヨーグルトを選ぶ時は無糖のプレーンヨーグルトにすると良いです。

プレーンヨーグルトであれば、お腹を壊す可能性のある甘味料も入っておらず、自分でちょうど良い甘さに調整できるためおすすめです!

入れる糖分はオリゴ糖にする

オリゴ糖は腸の中の善玉菌のエサになるため、腸内環境を整えて下痢を予防する働きがあります。また、善玉菌も乳糖をエサにして増えるので、腸の中の善玉菌が多いと下痢の原因となる余分な乳糖を食べてくれるので、下痢の予防効果があります。

ヨーグルトに入れる糖分はオリゴ糖が最も優れているのです!オリゴ糖の優れた点についてはこちらの記事にも詳しく書いているので、良ければご覧ください!
オリゴ糖の血糖値への影響!糖質制限中の人にも良い理由!

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まとめ

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ヨーグルトは食べ方を間違えるとかえって、お腹を壊す原因になります。ヨーグルトは腸の病気を治す特効薬ではありません。正しい食べ方を守ることがヨーグルトの整腸作用を引き出すポイントです。

ヨーグルトは100g~300gを毎日食べ続ける事が基本です!是非、基本を守って快腸な生活をしてくださいね!


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