おならの原因と対策!一番効くとてもシンプルな方法とは?



皆さんはおならがどれくらい出ますか?私は結構たくさん出ます…。こちらの記事でも検証していますが、とにかくたくさん出ます。
ヨーグルトでおならは減るのか?身をもって実験しました!

でも、このおなら何でこんなに出るんでしょうか?仕事中や人と会っている時などにしたくなってしまうと、本当に困りますよね。更にはひどくなるとお腹が張って痛くなってしまうこともあります。

こんなおならは何とかしたいですよね!いったいなぜおならは発生するのでしょうか?

実は原因を調べてみると、その対策も実にシンプルなことが分かってきます。

そこで、ここではおならの原因と、私が実践しているシンプルなおなら対策をお伝えします。

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目次

おならの原因

では、早速おならの原因から見ていきましょう。

実は健康な成人であれば、どんな人でも、体積に換算して500ml~1,500ml程度、おならの回数なら5回~20回程度はしているのです。

そのおならの正体は何なのでしょうか?

おならの正体

実はおならの90%は人間が自分で飲み込んだ空気です。そして、残りの10%が腸内細菌が排出するガスなのです。

そして、ガスを発生させた腸内細菌の種類によって、成分の違いが生まれます。

一般的に悪玉菌が作り出すガスはかなりの悪臭がします。更に厄介なのは、このガスの80%以上が腸から吸収されて皮膚や肺から排泄されるのです。

悪玉菌が作り出すガスは、腐敗物質なので、肌荒れや口臭の原因になります。

そのあたりの事については、こちらの記事に詳しく書いているので、良ければご覧ください。
ヨーグルトで口臭を予防する!乳酸菌で口内環境を改善!

このようにおならは自分で飲み込んでしまった空気と、腸内細菌が作り出すガスの2つからできています。では、これら2つの量が増えてしまう原因はなんなのでしょうか?

おならの量が増える原因

おならは健康な人でもある程度は出てしまいます。しかし、通常よりも量が増えてしまう場合もあります。

それは次のような場合です。

  • ストレス
  • 悪い姿勢
  • 食物繊維やオリゴ糖の取り過ぎ
  • 炭酸飲料好き
  • 便秘


これらがなぜおならの量を増やしてしまうのか、順番に解説していきます。

ストレス

ストレスは様々な面でおならの量を増やしてしまいます。

強いストレスがかかっていると、無意識のうちに「ゴクリ」と唾液を飲み込んでしまいます。この時に一緒に空気も飲み込んでしまうのです。

これは「空気嚥下症」と呼ばれ、ストレスの多い日本人に増えてきています。

また、ストレスは腸の活動を乱してしまいます。その結果、腸内環境が悪化して、便秘などになればおならの量も増えて臭いも悪くなってしまうのです。

悪い姿勢

うつ伏せなどの不自然な姿勢でいると、空気が食道から胃に入ってしまうことがあります。

私の場合は机の上にうつ伏せになって居眠りすると胃の中に空気が入ってしまいます。そうなると、ゲップやおならが極端に増えてしまいます。

このように余計な空気が胃に入ってしまうと、当然おならの量も増えてしまいます。

食物繊維やオリゴ糖の取り過ぎ

食物繊維やオリゴ糖などは腸内細菌のエサになります。

これらを腸内細菌が分解する過程で、ガスを発生させるため、おならの量が増えてしまいます。

ただし、これは一時的なものです。食物繊維もオリゴ糖もビフィズス菌を始めとした善玉菌を増やし、腸内環境を改善するためにとても有効です。

そのため、腸内環境が改善する連れて、ガスの量も減っていきます。

炭酸飲料好き

炭酸飲料は飲んだ後も胃の中で発砲を続けるため、ガスを発生させ続けます

コーラでもビールでも飲んだ後はたくさんゲップが出ますよね!これは炭酸ガスのせいなわけです。

これが腸に行ってしまえば、当然おならになってしまいます。

便秘

実は最もおならの量と回数を増やすのは便秘です!なぜなら、便は食べ物のカスと腸内細菌の固まりだからです。

食べ物のカスを分解した腸内細菌はどんどんガスを出すため、便からは絶えずおならが生産され続けるのです。厄介なことに便から発生するガスはとても臭いので、おならの臭いもかなり悪くなります。

おならの原因としては、最も厄介なのが便秘なのです。

というわけで、ここまでは便秘の原因を見てきたわけですが、これらを踏まえるとおならの対策も見えてきます。

そこで、今度はおならの対策を見ていきましょう。

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おならの対策

おならの原因には様々なものがあります。

しかし、これらの内容を踏まえると、実はおならの対策は次の2つが大切だと分かります。

食生活の改善

一言で腸内細菌と言っても、その細菌によって発生させるガスの種類は様々です。

例えば、肉などのたんぱく質の多い食品や、にんにくやニラ、ねぎなどの硫黄を含む食品は、悪玉菌によって分解されます。そして、インドールやスカトール、硫化水素などの悪臭を伴うガスを発生させるのです。

また、悪玉菌は食物繊維や糖分も食べて様々なガスを発生させます。

しかし、善玉菌の代表であるビフィズス菌はガスを発生させません。ビフィズス菌は食物繊維や糖分などをエサにして”嫌気呼吸“というものを行います。この過程ではガスは発生しません。

つまり、腸内環境が改善するような食生活をすると、ガスを発生させる悪玉菌の数が減り、ガスを発生させない善玉菌が増えるため、おならの改善効果があるのです。

どんな食事が腸内環境を改善するかについては、こちらの記事に詳しく書いているので、良ければご覧ください!
乳酸菌にはオリゴ糖と食物繊維!乳酸菌のエサで腸内環境改善!

便秘しない事

最も単純ですが、最も効果的な対策です。

おならの90%は鼻や口から入ってくる空気ですが、これは唾液を空気ごと飲み込むことを注意したり、炭酸飲料を控えることで改善可能です。

残りの10%は腸内細菌が食べ物を分解して発生させるガスです。これを何とかする最も効果的な方法は、さっさと食べ物を排泄してしまう事、つまり便秘しないようにすることです。

腸内細菌は食べ物を分解してガスを発生させるので、ガスの発生源の食べ物のカスを腸の中に留めておかないことが一番効果的なのです!

便秘解消のための詳しい方法はこちらの記事にまとめているので、良ければご覧ください!
便秘の解消方法!「即効性」なんて言葉に騙されないで!

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まとめ

一言でおならと言っても、発生源は色々なんですね~。腸内環境を改善するだけでは、不十分なんです。

今回紹介したようにおならの原因は、大別すると次の2つです!

  • 鼻や口から飲み込んだ空気
  • おなら全体の90%は自分で飲み込んだ空気

  • 腸内細菌が発生させるガス
  • 腸内細菌、特に悪玉菌が発生させるガス


このうちの鼻や口から飲み込む空気については、意識して空気を飲み込まないように注意することや、炭酸飲料を控えることで改善できます。

そのため、普段、意識してやる必要があるのは、腸内環境の改善です。

腸内環境を改善するには、ヨーグルトや食物繊維豊富な野菜や果物などが有効ですが、最も効果的なのは便秘をしないことです!便秘はおならの量を増やし、腸内環境を悪化させます。

実はお腹が張って、ガスが溜まっているのを感じた場合、それは便が直腸にまで来ている証拠でもあります。そんな時は、ゆっくりリラックスして、トイレで排便することがおなら対策としては、最も有効だったりします!

おなら対策には便秘が一番です!皆さんのお腹がスッキリするように願っています!


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