オリゴ糖の種類と違い!あなたは効果が無い商品を選んでるかも!



このサイトでも、整腸作用があると紹介しているオリゴ糖ですが、最近ではオリゴ糖の整腸作用に注目して、安く大量に作る方法も開発され、様々な加工食品やサプリメントとして、オリゴ糖が身近なものになってきました。

でも、オリゴ糖っていったいどんなものなのかイマイチ分かってない人も多いのではないでしょうか?

実は一言でオリゴ糖と言っても、いくつもの種類があるんですよ!そして、オリゴ糖の中には整腸作用が無いものもあるんです!

ちゃんとした知識を身に着けて、お腹に良いオリゴ糖を選びたいですよね。

そこで、ここではオリゴ糖の種類と違い、そして、正しい商品を選ぶための知識をお伝えします。

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オリゴ糖の種類


一般的にオリゴ糖と言えば、整腸作用のある糖というイメージですよね。

こちらの記事にも書いた通り、オリゴ糖のように整腸作用のある食べ物をプレバイオティクスと呼びます。
プロバイオティクスって何?プレバイオティクスとの違いを解説!

しかし、一言でオリゴ糖と言っても、とてもたくさんの種類があります。実はその中でもプレバイオティクスと呼べるのは、ごく一部なのです。

そんな数あるオリゴ糖の中で、プレバイオティクスと呼べるものは次の9つです。

  • ガラクトオリゴ糖(4′-ガラクトシルラクトース)
  • 天然のものは母乳や牛乳に含まれている。工業的には乳糖を原料に、β-ガラクトシダーゼという酵素で分解して生産される。

  • フラクトオリゴ糖
  • スクロース(砂糖)にフルクトース(果糖)が1個~数個、結び付いた糖。結び付いたフルクトースが、1個だとケストース、2個だとニストース、3個だとフラクトシルニストースとなる。

  • 大豆オリゴ糖
  • 大豆に含まれるラフィノース、スタキオース、スクロースなどのオリゴ糖の総称。ラフィノースとスタキオースが結び付いたものが大豆オリゴ糖というわけではない。

  • 乳果オリゴ糖(ガラクトシルスクロース)
  • ラクトース(乳糖)とスクロースを酵素で反応させて作るオリゴ糖。

  • キシロオリゴ糖
  • 食物繊維の一種のキシランを酵素で分解して作るオリゴ糖。自然界ではタケノコなどにごく少量含まれる。

  • イソマルオリゴ糖
  • 日本酒やみりん、味噌、醤油などの発酵食品や、はちみつなどに含まれるオリゴ糖。工業的にはデンプンを原料に、酵素で分解して生産される。

  • ラフィノース
  • 自然界では甜菜に含まれているオリゴ糖。大豆にも含まれている。甜菜から分離精製するのが一般的。

  • ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)
  • 乳糖から作られるオリゴ糖。牛乳を殺菌する過程で自然にできるため、絞りたてよりも、市販の牛乳の方が多く含まれている。

  • コーヒー豆マンノオリゴ糖
  • コーヒー豆に含まれているオリゴ糖。コーヒー豆のカスからの抽出物の中から発見された。

オリゴ糖と言っても、プレバイオティクスとしての機能が無ければ意味がありません。

そのため、これらの9種類の糖のどれかがちゃんと入っているかどうかを見極める必要があるのです!

オリゴ糖入りの調味料やサプリメントには、これらの9種類以外の糖がほとんどなんてインチキ臭い商品もあるので十分注意が必要です。

そこで、更にオリゴ糖の知識を深めるために、オリゴ糖のことを掘り下げて見ていきましょう。

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そもそもオリゴ糖って何?


そもそもオリゴ糖って何なのでしょうか?

Wikipediaでオリゴ糖を調べてみるとこう書いてありました。

オリゴ糖は、数個の単糖がグリコシド結合によって数個結合した糖類のオリゴマーで、分子量としては300 – 3000程度である。

~Wikipediaのオリゴ糖の記事より~


こんなこと言われても何だかよく分からないかもしれませんが、要はオリゴ糖と他の糖の違いは、分子構造の違いでしかないってことです。

実は構造的にオリゴ糖と呼べる糖には、私たちが普段、最も口にしているスクロース(砂糖)や牛乳に含まれているラクトース(乳糖)、ご飯やパンに含まれるでんぷんが、唾液で分解されてできるマルトース(麦芽糖)などもあります。

特に砂糖なんかは体に悪いイメージですが、実はこれもオリゴ糖だったなんて驚きですよね!

だから、オリゴ糖であれば、そのまま整腸作用があることにはならないのです。では、整腸作用があるかどうかのポイントは、どういったものなのでしょうか?

それは、人間に消化可能な消化性オリゴ糖なのか、消化不可能な難消化性オリゴ糖なのかなのです。この2つのうち、プレバイオティクスと呼べるのは、難消化性オリゴ糖だけなのです。

では、なぜ難消化性オリゴ糖にしか整腸作用が無いでしょうか?

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整腸作用があるのは難消化性オリゴ糖だけ


人間は様々な糖を消化吸収するための消化酵素を持っています。消化性オリゴ糖と難消化性オリゴ糖の違いは、人間がその糖の消化酵素を持っているかどうかです。

実はほとんどのオリゴ糖はビフィズス菌を始めとした善玉菌のエサになります。

しかし、消化性オリゴ糖は善玉菌がいる大腸に届く前に小腸でほぼ全て消化吸収されてしまうため、善玉菌のエサになることはないのです!

一方の難消化性オリゴ糖の方は、人間には消化することができないため、小腸では消化吸収されません。小腸で吸収されなかったオリゴ糖は、そのまま大腸の届くため、善玉菌のエサになるのです。

砂糖だって本当は腸内細菌のエサになる糖なのですが、大腸に届く前に人間が全部消化吸収してしまうわけです。

というわけで、オリゴ糖入りの調味料やサプリメントを選ぶ時に理想的なのは、難消化性オリゴ糖が100%の物を選ぶことです。しかし、難消化性オリゴ糖はそれも自然界には少ししか存在しません。

食品で使われている難消化性オリゴ糖のほとんどは工業的に生産されたものですが、これもそれなりのコストがかかります。そのため、純度の高い商品を選ぼうとすると、かなり値段の高いものを選ぶ必要があります

調味料として市販されている商品は、難消化性オリゴ糖が少し入ってる程度のものがほとんどです。純度の高いものにしようとすると、サプリメントなどの値段が高い物になります。

例えばAmazonや楽天で”オリゴ糖”というキーワードで検索すると、こんな感じで様々な商品が出てきます。
Amazonで”オリゴ糖”で検索した結果
楽天で"オリゴ糖"で検索した結果

値段とのバランスを考えて、どの程度まで純度の高い物を選ぶかがポイントなので、じっくり考えて選んでみてくださいね!

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まとめ


オリゴ糖と言っても、実は様々な種類があるわけです。

なんと普段、私たちが最も口にしている砂糖も実はオリゴ糖だったなんて驚きですよね!でも当然、砂糖はプレバイオティクスではありません。

プレバイオティクスと言えるのは、これらの9種類です。

  • ガラクトオリゴ糖(4′-ガラクトシルラクトース)
  • フラクトオリゴ糖
  • 大豆オリゴ糖
  • 乳果オリゴ糖(ガラクトシルスクロース)
  • キシロオリゴ糖
  • イソマルオリゴ糖
  • ラフィノース
  • ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)
  • コーヒー豆マンノオリゴ糖

市販の商品を買う時は、これらのオリゴ糖がちゃんと入っているかどうかと、その割合をちゃんとチェックしてください。

中には、ほんのちょっとしか入ってないインチキ商品もあるので、ちゃんと効果が期待できる商品を選んでくださいね!


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